1、まず、ヘルスアートについて要点を説明します。
(1)⽇本における⼼療内科は九⼤⼼療内科の初代教授池⾒⾣次郎先⽣が最初に創られた。そ の後、全国に広がった。
(2)しかし、カウンセリングによる精神分析では診療に時間が⻑くかかりすぎる。その為に⼼が⽬で⾒える⾏動を中⼼に治していく「⾏動療法」に変遷した。
(3)さらにその後、晩年の池⾒先⽣は、⼼の病にはストレスによることが多く、ストレスで ダメージを受けた脳を最優先して治すことが⼤切であると説かれた。
これが「ヘルスアート 医療」の誕⽣である。
2、診察の進め⽅ 患者さんの来院時の問診(⼼理テストも含む)による病状の程度を説明します。
例)いかに不定愁訴が多いか?脳のどの部分の疲れが多いか? 患者さんの独特の⼼癖(認知 のゆがみ)等について、充分に理解して頂けるよう説明します。
同時に、この⼼癖の修正が再発を減少させることも追加でお話しします。
3、ヘルスアート医療の実践
ヘルスアート医療は、脳を整えることを最優先します。
調息、調⾝、調脳(植物脳、動物脳)の具体的⽅法を実際にしてもらいます。
脳の前頭葉を整えるために主としてお⼿⽟を利⽤します。
「診察の段階が進むと・・・」
・脳を整えるとともに「今を⽣きる」事に、⽇常、取り組んでもらいます。
(患者さん⾃⾝が努 ⼒をする事で、整えた脳が喜びます)
・患者さんの悩みの約7割が⼈間関係に関しての悩みです。
その為、⼈間関係の在り⽅を段階的に伝授していきます。
・最終的には⼼の癖に⽬を向けながら治療を進めていきます。
・死についての悩みや霊障についての悩みや相談もあります。
その場合は、WHO(1995年)で規定された分類F44・3「トランスおよび憑依障害」についての説明を加えると 安⼼される患者さんが数多くいます。